TOP > Midnight Cafe★BOGEY(ボギー)千住4丁目★宿場町通り店 日記 > 何が優しさか永遠に掴めないかの様に思えて手を染めた優しさ...怖がるな、全ては染まる
人は誰しもキャンバスを持ち
生きたその時までに見た
印象深い「3つの出来事」を
絵描くという... ..
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実の息子(父・三男)の認識さえも無くした祖母が
目前に並んで座る客人、父とボクに
「よそいき」の言葉で一生懸命におもてなしをしてくれた...
「学生時代、帰宅途中まで先生のカバン持ちをした事
転勤で地元を離れた息子家族に飛行機に乗って遊びに行った事
駅の階段から落ちて大きなケガをした事」
...の話を
キチンと毎回、一生懸命に記憶を丁寧に辿りながら
退屈させてはいけないと
繰り返し繰り返し話を続けた
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繰り返し繰り返し話は続いた...
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既に分かり切っている
「流れ」も「落ち」も「次」も
聞いては常に消しながら
同じ感嘆と反応を繰り返し繰り返し
繰り返した
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人は最期のキャンバスを
3つの絵で染める
ありがとう..ごくろうさま..(^^)